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2022年12月13日

脳梗塞のリハビリ費用についてのおはなし

脳血管疾患(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)の2022年現在の患者数は約120万人に上り、高齢になるほどその数が多くなっています。 脳梗塞や脳出血になると、脳細胞が壊れ、半身まひや言語障害などの症状が現れます。初期に適切な治療を開始すれば、比較的改善される場合もありますが、後遺症として半身まひや身体の違和感が残る場合が多く重度化するケースも少なくありません。

昨今では脳梗塞後遺症に対してリハビリテーションで大幅に回復するケースも多くなっています。入院中にリハビリを受けて後遺症の改善に取り組むことは非常に大切です。ただ、入院日数は長期化することが多く、平均78.2日となっています。(厚生労働省「2017年患者調査」) 今回は脳梗塞のリハビリにかかる費用について考えてみましょう。

脳梗塞のリハビリ費用って意外と高い??

答:実はリハビリ費用だけで3ヶ月で200万程に!!!

医療を受ける場合、前もって決められた診療報酬と呼ばれる価格をもとに料金が決められています。この診療報酬でリハビリの料金が決まっていて大きな病院ですと、リハビリ20分(1単位)で2450円の料金となります。この他に脳梗塞になってから30日以内のリハビリには20分につき300円が加算されることがほとんどです。

昨今では脳梗塞後遺症に対してリハビリテーションで大幅に回復するケースも多くなっています。入院中にリハビリを受けて後遺症の改善に取り組むことは非常に大切です。ただ、入院日数は長期化することが多く、平均78.2日となっています。(厚生労働省「2017年患者調査」) 今回は脳梗塞のリハビリにかかる費用について考えてみましょう。

病院では一般的に1日に80分程度(4-6単位)のリハビリを行うため単純計算で1日リハビリのみで15000円ほどの費用が掛かります。更に、多くの方がリハビリの病棟(回復期リハビリテーション病棟)に移ります。

そこでは1日に120分程度(6-9単位)のリハビリを行う方がほとんど、その時のリハビリにかかる費用は単純計算で22,050円となります。最初にもお話しましたが、脳梗塞での平均入院期間は78.2日となる為、78.2日×22,050円=1,724,310円……およそ180万円です。もちろん、この他にベッド代、薬代、食事代など様々な費用が必要になります。

医療保険を使用して負担額はどうなるのでしょう??

答: 月々10万円から20万円(入院費総額)

脳梗塞のリハビリにかかる費用は約3か月(平均78.2日)入院すると、180万円程度になることを前節で説明しました。しかし、日本では皆保険制度(医療保険)という制度があるため、自己負担額は1割~3割となります。単純に計算すると約20万~60万程度となります。

前述しましたがこれはリハビリだけの費用です。ベッド代などを含む入院費の総額は3割負担で1ヶ月30万~50万ですが、高額療養費があるおかげで、年収によって月々10万円から20万円の負担に収まります。

脳梗塞で救急搬送後に点滴などの治療を受ける方がほとんどで、2週間ほどで点滴加療も落ち着きその後の治療のメインはリハビリになります。点滴加療が落ち着いて時期に前述したようにリハビリ病棟(回復期リハビリテーション病棟)に移り多くの時間をリハビリに費やす事となります。つまり脳梗塞の入院費はリハビリの費用と密接に関係してきます。

脳梗塞の医療保険でのリハビリって期限付き??

答:基本的に発症から180日以内の期限付き

ここまで医療保険でリハビリを受ける際の費用についてお話してきました。実は医療保険でのリハビリには期限が定められていいます。脳血管のリハビリテーションは基本的に発症から180日以内となります。

180日を超えると、原則実施できるリハビリの量はかなりの制限を受けることになります。医療保険内でリハビリを受けるということは、このような制限の中で進める必要があるということに注意が必要です。ようやく後遺症が良くなってきた時期にリハビリが制限されてしまう方は多くおられます。

脳梗塞のリハビリで期限を気にせず受ける事はできる??

答:できます。

近年では医療保険を使わずに保険外でリハビリを行う機会も提供され始めています。保険外のサービスは自費で支払うため、期限や時間の制限がありません。そういったサービスを一般的に「自費リハビリサービス」と呼びます。

前述した通り、医療保険を使用したリハビリの料金は決して安いものではありません。それだけでは無く、基本的にリハビリ内容や時間、担当者を自身で選択する事はできません。「自費リハビリサービス」は保険適用のリハビリより自由度が高く、現状維持ではなく改善を目指す施設がほとんどです。

ロボットリハビリステーションおとのいって??

「ロボットリハビリステーションおとのい」はお陰様で体験利用いただいた方にとてもご満足頂いております。なんといっても1番の強みは装着型サイボーグHALⓇを用いた最先端のリハビリを提供しています。リハビリテーション専門の病院でも限られた施設にしか設けられていない希少な機器です。

当ステーションでは機能向上と生活の質を改善することを目的としてご利用いただけます。HAL®は肘や膝、足などに装着することができ、脳から身体へ送られる電気信号を読み取り、意思に従った動作をアシストすることによって、正しい運動を身体に学習させることができます。

しかも病院勤務経験のある療法士がマンツーマンで対応します。10年以上、様々な分野で経験してきて療法士があなたをサポートします。お身体の状態のチェックさせて頂いて、あなたに必要なプログラムを作成します。親身にお話を伺わせて頂き、本当に必要な「やりたい」に寄り添ったリハビリを提供致します。

実際のご利用者様にはたくさんの嬉しいお声を頂いております。
・家で運動するのとは大違い、専門的にアドバイス貰うと全然違います。
・自主トレーニングを動画で送ってくれるから分かりやすいし、続けやすい。
・力の入れ具合、動きにくい所を上手にサポートしてくれた。
・言葉つかいが丁寧でとても好感がもてた。
・気持ちに寄り添ってくれて、しっかりと評価してくれた。
などなど、とても嬉しく、温かいお声をたくさん頂いております。

まとめ

今回は、脳梗塞で後遺症をおった場合に必要となるリハビリ費用について解説しました。決して安くはない費用の中で効率的なリハビリを受けられるように様々なサービスを検討していく必要があります。

参考:https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/1096.html
公益財団法人 生命保険文化センター 脳血管疾患の患者数はどれくらい?

2022年7月1日

グランドオープンのお知らせ

2022年8月2日(火)よりロボットリハビリステーションおとのいをオープンすることとなりました。
整形疾患や神経疾患の後遺症でお困りの多くの方の身体機能が改善できるよう、最善のサービスを提供致します。
見学も随時受け付けておりますので、是非お立ち寄り下さい。
オープンに伴い特別無料体験プランを実施させていただきます。お気軽にお申込みください。
皆様のご来店、心よりお待ち申し上げます。